営業代行会社15選！ベンチャー企業が導入する際の選び方や注意点も紹介【最新版】

新規開拓や市場シェア拡大が求められるベンチャー企業にとって、営業代行の活用は有力な手段です。そこで、以下のような悩みを抱えている企業は少なくありません。

• 営業リソース不足により、新規顧客開拓が進まない
• 成果やコストパフォーマンスを重視しても、信頼できる営業代行会社が見極めにくい
• 営業代行に依存しすぎて、自社の営業ノウハウが蓄積されない懸念がある

本記事では、ベンチャー企業に適した営業代行会社15社、選定のポイントや注意点を詳しく解説します。ベンチャー企業に適した営業代行会社を活用して、成長に向けた営業体制を整えましょう。

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ベンチャー企業の成長に欠かせない新規開拓

ベンチャー企業にとって新規開拓は、成長を加速させるために重要です。限られたリソースで売上基盤を確立するためには、効率的な営業活動が必要です。しかし、営業組織が未成熟な場合、BtoB市場特有の信頼構築や提案力が求められる営業活動は負担となります。

事業立ち上げの初期に売上基盤を作る手段として、営業代行会社の活用が有効です。営業代行会社は、専門チームが効率的な営業プロセスを実施し、新規顧客獲得を支援します。効率的な営業手法を構築し、的確に新規顧客を獲得することが、長期的な成長と競争力の向上をはかる近道です。

安心の実績がある営業代行会社5社

ベンチャー企業向けの営業代行会社を選ぶ際は、実績が豊富な会社を選ぶことで失敗のリスクを減らせます。実績豊富で安心して依頼できる営業代行会社として、次の5つが挙げられます。

• 株式会社ネオキャリア
• 株式会社セレブリックス
• 株式会社コンフィデンス
• 株式会社グローバルステージ
• 株式会社コムレイズ・インキュベート

それぞれ実績豊富な営業代行会社の特徴を見ていきましょう。

株式会社ネオキャリア

ネオキャリアは、年間10,000社以上（グループ全体）の支援実績を持つ営業代行会社です。豊富な実績を持ちながら、リーズナブルな料金プランで利用できる点も魅力です。

株式会社セレブリックス

セレブリックスは、独自の営業メソッドを導入し、マーケティングから商談、クロージングまでトータルに支援する営業代行会社です。

株式会社コンフィデンス

株式会社コンフィデンスは、無形商材の営業代行や課題解決型営業を得意とし、1,000社以上の導入実績を誇る営業代行会社です。特に新規事業支援に強みがあります。

株式会社グローバルステージ

株式会社グローバルステージは、全国規模で営業代行を実施し、DXサービスの新規開拓や人材採用支援なども提供しています。柔軟なサービス内容で新規事業の支援を行っています。

株式会社コムレイズ・インキュベート

株式会社コムレイズ・インキュベートは、営業戦略立案から伴走支援、インバウンドマーケティング構築など、幅広く支援する成果報酬型の営業代行会社です。

成果報酬型の相談ができる営業代行会社5社

成果報酬型の営業代行会社は、初期費用や固定費を抑えて営業活動を外部委託できるため、特にベンチャー企業や新規事業の立ち上げに有効です。以下では、成果報酬型の営業代行サービスを提供する実績豊富な5社を紹介します。

• 株式会社アイランド・ブレイン
• コミットメント株式会社
• 株式会社ディグロス
• 株式会社完全成果報酬
• 株式会社リノアーク

それぞれの特徴を見ていきましょう。

株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインはBtoB専門で成果報酬型の営業代行を提供し、累計105,000件以上の商談実績を誇る企業です。初期費用を抑えたプランも魅力です。

コミットメント株式会社

コミットメント株式会社は、成果報酬型でアポイント獲得からクロージングまで一括対応する営業代行会社です。テレアポや商談設定では、質の高い見込み客を提供します。

株式会社ディグロス

株式会社ディグロスは、初期費用・月額利用料不要の成果報酬型テレアポ代行を提供しています。1,500社以上の実績と短期契約可能な柔軟なプランが魅力です。

株式会社完全成果報酬

完全成果報酬は、心理学や行動科学に基づいたトークスクリプトで成果に直結する営業活動を実施。初期費用が不要な成果報酬型プランを提供しています。

株式会社リノアーク

株式会社リノアークはリーズナブルな料金設定ながら、責任者クラスへの商談獲得や返金保証を備えた安心の成果報酬型営業代行を提供しています。

格安で依頼が可能な営業代行会社5社

営業代行会社の中には、格安で営業活動をサポートする企業もあります。以下では、格安で依頼できる営業代行会社5社を紹介します。

• 株式会社イクイップ
• StockSun株式会社
• 株式会社ambient
• NetReal株式会社
• 株式会社SORAプロジェクト

それぞれの特徴を見ていきましょう。

株式会社イクイップ（ビズコール）

株式会社イクイップは「ビズコール」という格安テレアポ代行サービスを提供し、1コール99円という低価格で販路拡大をサポートしています。法人リスト提供も充実しています。

StockSun株式会社

株StockSun株式会社が運営する「カリトルくん」は、Webマーケティング知見を持つフリーランスが商談獲得をサポートします。定額制のため、コストを気にせず利用できるサービスです。

株式会社ambient

株株式会社ambientは、専任担当者がトークスクリプト作成から実施まで担当し、アポイント取得を支援する営業代行会社です。

NetReal株式会社

株NetRea株式会社lは会員数38,000社を誇るクラウド型営業代行サービスを提供し、コール結果をリアルタイムで管理できる利便性が特徴です。

株式会社SORAプロジェクト

株SORAプロジェクトは16年の実績と324万件のコールデータを活用し、質の高いアポイント取得を提供する営業代行会社です。

営業代行をベンチャー企業が利用するメリット

ベンチャー企業は、営業代行を活用することで、新規開拓や市場シェア拡大を加速できます。営業代行を活用する場合のメリット4つを詳しく紹介します。

• 営業のプロが新規顧客開拓
• 営業のリソース不足を解消
• 採用・育成の時間やコストを軽減
• 適切な契約体系でリスクを軽減

それぞれのメリットを見ていきましょう。

メリットその1：営業のプロが新規顧客開拓

営業代行会社は、経験豊富なプロの営業人材が新規顧客開拓をサポートします。
ベンチャー企業は、営業ノウハウが構築途中であったり、人的資源が不足したりしているという課題を聞くことが多いです。その場合、すぐに取り組みたい新規顧客開拓のための体系的な戦略を構築できない可能性があります。そんなときは営業代行を活用することで、自社内では補えないリソースを補完し、市場シェア拡大を効率的に進めることが可能です。
また、営業代行会社は経験豊富な営業人材を活用するため、商談成約率の向上にも期待が持てます。ベンチャー企業のスタートアップ時は営業代行の活用を検討すると良いでしょう。

メリットその2：営業のリソース不足を解消

営業代行を活用すれば、ベンチャー企業の人材不足を解消することが可能です。
ベンチャー企業の立ち上げ期は業務が多岐にわたり、営業活動に十分な時間や人手を割けないケースが少なくありません。特に限られたメンバーで営業や経営全体を担う場合、リソース不足が課題となります。営業代行を活用すると、専門スキルを持つ営業人材が迅速に商談やフォローを行うため、成果が出るまでのスピードアップが期待できます。また、リソースを確保するための採用活動や教育負担を軽減でき、経営資源を事業開発や商品改善などの優先課題に集中可能です。

メリットその3：採用・育成の時間やコストを軽減

営業代行を利用することで、営業人材の採用活動にかかる工数を削減し、即戦力となる営業のプロをスピーディーに確保できます。
営業力の強化には、適切な人材の採用と育成が必要ですが、多大な時間とコストがかかります。人手不足が叫ばれる昨今では、優秀な営業人材を確保するには、好待遇を用意する必要があります。ベンチャー企業では十分な経営基盤が整っていない可能性もあり、十分な待遇を用意できなければ採用も難しくなるでしょう。
ベンチャー企業で営業代行を活用することで、採用や育成のコストや手間を減らすことが可能です。

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メリットその4：適切な契約体系でリスクを軽減

営業代行の活用は、単なる外部依頼ではなく、自社の目標に応じた戦略的な選択が重要です。

新規顧客の開拓、既存顧客へのアップセル、休眠顧客の掘り起こしなど、目的に応じて契約形態を検討しましょう。特に成果報酬型は成果が出やすい案件向きですが、難易度の高い案件では報酬がゼロになるリスクがあります。一方、固定報酬型は専門性の高い代行会社に依頼することで、安定した商談機会の獲得が可能です。

費用対効果の観点において、営業代行の活用により、自社での人材採用・育成・管理の負担が軽減され、固定費を変動費化できるメリットがあります。リソースの限られたベンチャー企業でも柔軟でリスクに強い体制を構築可能です。

営業代行のメリット、デメリットを詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。アウトソーシングで失敗しないためのポイントも紹介しています。

≫営業アウトソーシング(営業代行)とは？費用やメリットデメリットを解説

営業代行会社の料金体系と相場

営業代行会社の料金体系は「固定報酬型」「成功報酬型」「複合型」「従量課金型」の4つに分類されます。それぞれの特徴や相場については、以下の表で詳しく解説します。

営業代行の料金形態は、それぞれにメリットがあります。自社の目的や予算に応じて適切なプランを選ぶことが、効果的な営業活動につながります。営業代行会社の料金形態と費用相場を詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。見積りを依頼する際のポイントもあわせて紹介しています。

≫【最新】営業代行の費用相場と料金形態は？見積り依頼のポイントも紹介

ベンチャー企業向け営業代行会社選びのポイント

営業代行会社を選ぶ際は、自社の成長を加速させるための適切なパートナー選びが重要です。以下のポイントを確認することで、より効果的な営業支援を受けられます。

• 新規顧客開拓に強いか
• ベンチャー企業向けの実績があるか
• 依頼したい業務内容をカバーしているか
• 強化したいエリアをカバーしているか
• 予算に見合った料金体系があるか
• 営業担当スタッフの経験やスキルが十分か

それぞれのポイントを詳しく解説します。

ポイントその1：新規顧客開拓に強いか

特にベンチャー企業は、顧客基盤が確立されていない場合が多いため、効率的に新規顧客を獲得できる営業代行会社の選定が重要です。営業代行会社によっては、BtoBに特化したアポイント獲得型や、特定業種に精通した企業があります。さらに、ターゲット市場の特性を理解し、適切なアプローチ方法を持つ代行会社は、短期間で成果を出しやすい傾向があります。
自社のビジネスステージに応じて、適した営業代行会社を見極めることが必要です。

≫インテントセールスの営業代行会社３選！依頼するメリットや導入の効果を徹底解説

ポイントその2：ベンチャー企業向けの実績があるか

ベンチャー企業向けの営業支援実績や成功事例が豊富な代行会社を選ぶことで、成功する確率を高められます。
特に同業種や類似ビジネスモデルの支援経験があれば、ターゲットのニーズを的確に把握し、適切な提案を行うノウハウがある可能性が高いです。過去の取引実績や成功事例は、営業代行会社の公式サイトやレビューサイトなどで確認できます。
営業代行会社を選ぶ際は、依頼する企業が得意とする業界やターゲットなのかを確認する必要があります。業界、ケース別に適している営業代行会社は次の記事を参考にしてください。
≫【業界・ケース別】営業代行おすすめ会社10選を比較！特徴や料金形態などを解説

ポイントその3：依頼したい業務内容をカバーしているか

営業代行会社が自社のニーズに合った業務内容を依頼できるか確認しましょう。
テレアポによるリード獲得だけを提供する会社もあれば、商談設定からクロージングまで一貫して対応可能な会社もあります。特にベンチャー企業は、限られたリソースの中で効率的に成果を上げる必要があるため、自社が求める依頼内容を明確にしておくことが重要です。
契約前にサービス内容を確認し、追加料金が発生しないかを確認するなど、認識の違いによるトラブルを防ぎましょう。クロージングまで対応可能な営業代行会社は次の記事を参考にしてください。クロージングまで依頼する際の注意点や選定ポイントも詳しく解説しています。
≫営業クロージングまで依頼可能な代行会社15選！注意点や選定ポイントを徹底解説

ポイントその4：強化したいエリアをカバーしているか

営業活動の対象エリアも重要な選定ポイントです。
営業代行会社を選ぶ際は、首都圏や地方都市など、自社の強化したいエリアに対応しているかを事前に確認しましょう。特定の地域に強い代行会社や、全国対応が可能な会社があります。特に、地域密着型の営業を行いたい場合は、対象地域の特性や市場動向を熟知している代行会社を選ぶことで、成果を上げやすくなります。
東京、大阪、福岡を得意とする営業代行会社は、それぞれ次の記事を参考にしてください。

≫【最新】東京の営業代行会社20選！各社の特徴を徹底比較
≫ 【2025年最新】大阪に強い営業代行会社8選！特徴や料金形態も徹底比較
≫営業代行を福岡県で依頼できる会社20選！特徴や料金を徹底比較【最新版】

SaaS業界のように全国の企業を対象とする場合は、全国的なネットワークがある営業代行会社が適しています。 SaaS業界に強い営業代行会社は次の記事を参考にしてください。
≫【最新】SaaS業界に強い営業代行会社15選！失敗しない選び方も解説    

ポイントその5：予算に見合った料金体系があるか

営業代行会社の料金体系は「固定報酬型」「成功報酬型」「複合型」「従量課金型」があります。
予算に合った料金体系を選ぶことで、コストの無駄を防ぎつつ効果的な営業活動を行えます。特に、限られた予算内で効果を出したい場合は、見積り段階で費用と内容を詳しく確認し、不透明な費用が発生しないように注意しましょう。    

ポイントその6：営業担当スタッフの経験やスキルが十分か

担当する営業スタッフのスキルや経験も確認が必要です。
営業担当者の力量は、営業代行会社のサービス品質に直結します。提案力や説明力など、商談に必要なスキルが十分か、打ち合わせ時にしっかり見極めましょう。可能であれば、経歴だけでなく、面談を通じて、コミュニケーションスキルや人柄も確認することが望ましいです。
信頼できる担当者に業務を任せることで、安定した成果を得やすくなります。さらにいえば、仮に成果が出なかった場合の次の改善ディスカッションはコミュニケーションスキルが高い担当者とできるほうが絶対に有利です。
営業代行会社の選び方を詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。営業代行会社の選定ポイントや手順を徹底的に解説しています。
≫営業代行会社の失敗しない選び方を徹底解説！選定手順やポイント、費用相場とは

営業代行会社をベンチャー企業が利用する際の注意点

営業代行会社を利用する際は、次の2つの点に注意しましょう。

• 営業活動の依存が高まる可能性がある
• 営業活動の実態を把握しにくい

それぞれの注意点を詳しく解説します。

注意点その1：営業活動の依存が高まる可能性がある

営業代行会社に全てを委任すると、自社の営業活動が代行会社頼みになり、自社内で営業ノウハウが蓄積されないリスクがあります。
特に、営業の内製化を進めたいベンチャー企業にとって、営業活動の依存は長期的な成長を妨げる要因となりかねません。営業代行はあくまで自社の営業活動を補完する役割と捉え、代行会社に依頼した内容や成果を定期的に確認し、学びを得る姿勢が重要です。また、営業フローや顧客情報の共有を徹底し、社内メンバーが営業ノウハウを吸収できる体制を整えることで、将来的な自社営業力の向上に繋げましょう。

注意点その2：営業活動の実態を把握しにくい

営業代行会社に業務を委託すると、営業活動のプロセスや顧客対応状況が見えづらくなる場合があります。
営業活動の不透明さは、営業の質を管理できないだけでなく、トラブル発生時に迅速な対応が難しくなるリスクを生じさせます。そのため、営業代行会社との定期的なミーティングや詳細な活動レポートの提出を求め、営業プロセスの透明性を確保することが重要です。

営業代行を活用してベンチャー企業を軌道に乗せよう

営業代行会社の活用は、ベンチャー企業の成長に欠かせない新規顧客開拓を効率化する有力な手段です。本記事では、ベンチャー企業に適している営業代行会社を15社を紹介しました。営業代行会社の選び方や料金体系、注意点も補足しています。特にベンチャー企業では、限られたリソースの中で売上基盤を築く必要があるため、営業代行を導入して成果を出すスピードアップしましょう。

自社に有益なパートナー選びは慎重に行なってください。また、知見がないあまり、無茶なことをいっても門前払いされてしまいます。たとえば、自社で持つのが行動KPI（テレアポでいうと何回コールをしたか）であれば、まずはコール単価が格安な企業に頼んでみることがよいでしょう。でも商談獲得をKPIに置く場合は、まずは、理想とするCPO（受注に至るまでの金額）を算出して、それが現実解であるか、利益が出るのかなどを確認する作業が必要です。
なので、外注の予算ありきで考えるよりも、その企業がどれだけ結果にコミットする確率が高いのか？　その結果自社が何を得られるのか？　というベネフィットを重点的に求めたほうがよいです。たとえば、これまでの実績からみる、成果が出なかった場合に返金制度がある、などです。とにかく営業代行は手法であって成果の実態ではありません。

貴社が求める成果が出るように、自社分析力もぜひ強めてみてください。

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