訪問営業が得意な営業代行20選！依頼するメリットと５つのチェックポイントを解説

訪問による営業は相手と対面で話すため信頼を得やすいメリットがありますが、交通費や訪問するまでの時間は効率の観点ではデメリットとなります。そこで役に立つ手法が、営業代行です。

本記事では、

• 訪問営業を委託するメリット
• 訪問営業が得意な代行会社20社
• 営業代行を選ぶ際のチェックポイント

について解説します。営業代行に訪問営業を依頼し、営業活動の効率化を目指しましょう。

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訪問営業とは

訪問営業とは、営業担当が直接営業先へ訪問し、商談を行う営業手法を指します。対面でコミュニケーションをとるため相手の表情から感情を読み取りやすく、電話やメールなどの非対面営業と比較して信頼関係を構築しやすいことが特徴です。
ただし、訪問先が遠い場合は時間がかかってしまうデメリットがあります。また契約が取れないと交通費だけかかったりするリスクもあるため、コストを削減したい場合には注意が必要です。

飛び込み営業との違い

飛び込み営業と訪問営業の大きな違いは、アポイントの有無です。事前にアポイントを取得し、営業先に向かう手法が訪問営業です。一方、飛び込み営業の場合はアポイントは取得せずに営業先に向かいます。ニーズが合致すればその場で商談が進むメリットがありますが、アポイントがない場合は営業を断られてしまう場合も多いでしょう。

また、飛び込み営業の場合は成約率が低い点が特徴です。訪問数を稼がなければ成約率を上げることができないため、効率が悪くなってしまうこともデメリットといえます。
ただし、一般的には訪問営業のなかに訪問飛び込み営業がある場合が多く、対面での営業という捉え方でも問題ないでしょう。

訪問営業が抱える課題

訪問営業が抱える主な課題は2点です。

• 時間や費用がかかる
• 天候に左右される

訪問先に直接向かう必要があるため、コストがかかったり、不確定要素に左右されてしまう課題があります。以下の章で各課題を深堀りしていきます。

時間や費用がかかる

訪問営業の場合、営業担当が顧客の会社もしくは自宅に行く必要があるため、時間や交通費などの費用がかかってしまいます。そのため、1日に営業できる数には限りがあり、契約に至らない場合は訪問にかけたコストがマイナスになることもあります。なお、時間と交通費は訪問先が遠くなればなるほど増えてしまうため、コストを抑えるためには営業のエリアを絞るなどの工夫が必要です。

天候に左右される

訪問営業は、天候などの外的要因に左右されてしまう課題があります。例えば台風・大雨・雪などで公共交通機関が麻痺してしまうと、アポイントの時間に間に合わず商談が叶わなくなります。また天候に関しては完璧に予測ができないため、前泊をするなど常に最悪の状態を想定して動かなければなりません。
一方、電話やメールなどで営業を行うインサイドセールスは社内で完結するため、天候に左右されるリスクは低くなります。以下記事ではインサイドセールスの基礎を解説しているため、外的要因に左右されない営業を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
≫インサイドセールスとは？特徴や種類を含む基本知識、導入の流れも紹介

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営業代行とは

営業代行とは、自社の営業を一括もしくは一部を外部の会社に委託することです。人員不足を抱えていて営業の人員が確保できない場合や、営業のノウハウが不足している場合に大きな効果を発揮します。
なお、営業代行の専門会社に所属する営業マンは経験が豊富なため、各商材・業界に合った営業手法で効率的な営業を展開します。またリストが不足している状態でも、営業代行会社がリストを提供してくれる場合もあるため、依頼時に相談してみましょう。

訪問営業ができる代行会社20選

本章では、訪問営業に強い営業代行会社を20社ピックアップしています。会社ごとに得意な業界や商材が異なるため、ぜひ自社に合った営業代行会社を見つける際の参考にしてください。

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアは、ネオキャリアグループとして約20年の豊富な営業活動実績を持つ会社です。訪問飛び込み営業の実績もあり、営業に強みを持つ会社ならではの営業代行が期待できます。またインテントセールスも得意としており、これまでの営業手法で受注が枯渇している場合や各企業ごとにリストのカスタマイズが可能なため、リストが不足している場合でも安心して依頼可能です。

カクトク株式会社

カクトク株式会社は、営業代行のマッチングプラットフォーム「kakutoku」の運営会社です。kakutokuに登録されている12,000 名以上のフリーランスの営業担当者や600 以上の営業代行会社の中から、各社に合った人材でチームを編成できます。IT業界に強みを持ち、上場企業からスタートアップ企業まで、企業規模を問わず幅広い導入実績があります。

株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインは、20年の豊富な業界経験と90,000件を超える商談実績を持つ営業代行会社です。顧客への接触からアポイント取得までの「初期アプローチ」に特化しており、アポイント成約率の平均は15〜20%を維持しています。

株式会社ESTATE

株式会社ESTATEは、新規開拓やテレアポに強みをもつ営業代行会社です。取り扱い可能な商材も多岐にわたり、IT業界や金融など専門知識を必要とする分野も依頼できます。また訪問販売支援においては、企業だけでなく個人宅への販売も可能です。

株式会社エグゼクティブ

株式会社エグゼクティブはBtoB営業に特化した営業代行会社で、累計1,000社以上の豊富なサポート実績を持っています。テレアポから商談の代行まで幅広く依頼可能で、無形商材をはじめとする説明が難しい商材や高単価商材も得意としています。

株式会社OMG

株式会社OMGは訪問営業代行だけでなく、営業先の選定からリスト作成、クロージングなど、営業に関わる全工程のサポートが可能です。法人専門のテレアポ代行も依頼可能で、アルバイトではなく社員が営業をサポートしてくれます。

株式会社エスアンドエム

株式会社エスアンドエムは関西に拠点を置く営業代行会社で、基本営業エリアは関西2府4県です。なお、依頼後はデイリー・ウィークリーでの進捗報告を行ってくれるため、営業活動がブラックボックス化する心配はありません。

株式会社コンフィデンス

株式会社コンフィデンスはBtoB営業を専門としており、27年間の豊富な営業実績を持ちます。得意分野は事業戦略考案やマーケティング課題の解決で、代行は専任制で行われるため、1社にフルコミットしてくれるメリットがあります。

株式会社エージェント

株式会社エージェントは、新規開拓の営業代行に強みを持つ会社で、飛び込み営業を中心とした営業を行っています。また、テレアポ代行に携わる全ての営業担当者は正社員として雇用しており、対面営業の経験も併せ持つため、質の高いアポイント取得が可能です。

株式会社ジャパンプ

株式会社ジャパンプは、IT業界や人材、広告など幅広い営業支援が可能です。主に新規事業の立ち上げを得意とし、立ち上げに成功した事例は50を超えます。営業代行だけでなく、新規事業による売上拡大を狙う企業にとって強い味方となります。

ワールドウィング株式会社

ワールドウィング株式会社は、IT業界および新規事業に特化した営業代行会社です。営業に重要な「スリーバランス」を提唱しており、営業戦略・営業支援（集客）・営業実働（訪問からクロージング）の3つの過程をバランス良く代行してくれます。

株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックスは、25年を超える営業代行経験から培った「顧客開拓メソッド」を独自に開発し、導入企業の営業課題を解決します。これまで約12,000以上のサービスを提供しており、導入企業に合ったアプローチ方法の確立が可能です。

株式会社ナビパートナーズ

株式会社ナビパートナーズはBtoB専門の営業代行会社で、新規営業からクロージングまで全ての営業活動を代行できます。また、営業代行だけでなく受付業務や秘書の代行、展示場の案内など、サポートは多岐にわたります。

株式会社ウィルオブ・ワーク

株式会社ウィルオブ・ワークは、BtoB営業に特化した営業代行会社です。詳細なヒアリングを元に導入企業の営業課題に合わせた専門チームを編成でき、業界を問わず全国でサポートが可能です。

インプレックスアンドカンパニー株式会社

インプレックスアンドカンパニー株式会社は、累計400社・2,000の商材を超える豊富な営業支援実績を持つ会社です。過去の支援実績を元に、新規開拓から営業メンバーのマネジメントなど、営業に関わる困り事を積極的に解決してくれます。

絆ホールディングス株式会社

絆ホールディングス株式会社は2008年に創業し、テレアポの代行を中心とした営業代行を行っています。また市場調査も得意としており、1000万人規模のアンケートを元にPR活動を支援します。

株式会社トップライン

株式会社トップラインは、新規開拓の訪問営業を得意としています。トレーニングを積んだプロの営業担当者が、個人・法人問わず営業を実施してくれます。訪問営業のノウハウがない場合でも、安心して依頼可能です。

株式会社セールスジャパン

株式会社セールスジャパンは、初期費用やランニングコストがかからない、完全成果報酬型の営業代行会社です。経験10年以上の営業担当者が多数在籍し、業界や企業規模を問わず販売支援ができる点が強みです。

株式会社完全成果報酬

株式会社完全成果報酬は、名前の通り成果報酬型で営業をサポートしてくれる会社です。訪問営業はもちろん、テレアポの代行も得意としており、ITや広告など多数の業界で実績を持ちます。トークスクリプトの納品や企画書の作成など、オプションで対応できる範囲も広いことが特徴です。

日本営業代行株式会社

日本営業代行株式会社は、法人専用の訪問営業や飛び込み営業を得意としている会社です。クロージングまで依頼できるため、営業活動を一括で依頼したい企業に向いています。リストがない場合でも代わりに作成してくれるため、安心して依頼できます。

営業代行会社の料金形態

営業代行会社の主な料金形態と金額の違いは以下の通りです。

各料金で特徴が異なるため、自社が確保できる予算と照らし合わせ、営業代行会社に相談してみましょう。なお、以下の記事では営業代行の見積もり依頼時のポイントを解説しているため、参考にしてください。
»【最新】営業代行の費用相場と料金形態は？見積り依頼のポイントも紹介

訪問営業代行の費用相場

訪問営業代行の費用相場は以下の通りです。

訪問にかかる詳しい費用については要問合せとする企業が多いですが、料金を公開している企業では上記の料金相場となっていました。企業ごとに違うという前提で、自社で捻出する予算金額のいち参考にしてみてください。1日に複数の商談を依頼する場合は固定報酬型のほうが安いものの、クロージングまで対応可能かどうかは会社ごとに異なります。クロージングまで希望する場合は、成果報酬型のプランを選択するほうが安く収まる可能性が高いです。

ただ、商材ごとや地域ごとにも費用は変わってきますので、訪問の営業代行を検討している場合は、一度問い合わせて確認するほうがよいでしょう。

ネオキャリアの訪問営業代行へのお問い合わせはこちらから≫

訪問営業を委託するメリット

訪問営業を代行会社に委託するメリットは以下の通りです。

• コストの削減
• 成約率の向上
• 人員不足の解消

営業代行への委託によって課題がどのように解決するのか、詳しく解説します。

コストの削減

営業代行は必要なときにピンポイントで依頼でき、新しく営業を採用する必要がないためコストの削減が可能です。

自社で新たに採用を進めることになった場合、採用のために人員を割き、広告費も必要になるため、多くのコストがかかります。営業代行に依頼すると採用にかけるコストが不要になり、即戦力の営業が自社の一員となって活躍してくれます。削減できた費用は別の事業に活かすことも可能になり、一石二鳥です。営業代行の具体的な費用については以下の記事で解説してるため、参考にしてください。
»【最新】営業代行の費用相場と料金形態は？見積り依頼のポイントも紹介

成約率の向上

営業代行に業務を委託すると、経験豊富な営業担当者が営業を行なってくれます。営業代行の営業担当者はプロ中のプロです。過去の経験を元に自社商品を分析し、最適な営業方法を構築してアプローチしてくれるため、成約率の向上の可能性が高まります。

成約率が伸び悩んでいる場合や、正しい営業方法がわからない場合など、アプローチ方法が確立できていないときも営業代行会社に相談してみましょう。

人員不足の解消

自社の営業人員が不足している場合、営業代行の利用によって経験のある営業人員が瞬時に補えます。

採用活動を行うことも一つの手段ではありますが、採用にはコストがかかるうえ、一定の経験値がある営業担当者に絞った採用を行う場合はなかなか採用が進まない可能性があります。また入社後の研修などに時間を割く必要もあるため、全社にとって最善の選択肢とはいえません。

営業代行は1日から依頼可能な会社もあるため、瞬時に人員を補いたい場合は積極的に利用しましょう。以下の記事では、営業代行のメリット・デメリットを深堀りしています。現在営業代行の依頼を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
»営業アウトソーシング(営業代行)とは？費用やメリットデメリットを解説

営業代行会社を選ぶ際のチェックポイント５つ

営業代行会社を選ぶ際のポイントは以下の５つです。

• 訪問営業の実績があるか
• 営業開始までのスケジュール
• 担当者が信頼できるか
• 対応可能なサービス・エリアの範囲
• 希望の料金プランはあるか

いずれも営業代行会社に依頼する前に押さえておきたいポイントのため、本章で理解を深めておきましょう。

訪問営業の実績があるか

訪問営業の代行を依頼したい場合は、依頼先に訪問営業の実績があるかどうかを必ず確認しましょう。実績がないと成果の予測ができず、思ったような効果が得られずに費用対効果を悪化させてしまう可能性があります。

各社の実績はホームページに記載されていることがほとんどですが、詳しい記載がない場合は事前にヒアリングしておくことをおすすめします。

営業開始までのスケジュール

相談から導入までの時間は代行会社によって様々です。そのため、すぐに営業代行を利用したい場合は、営業開始までのスケジュールが短い会社を選ぶ必要があります。契約に関する打ち合わせが進んでからズレが生じることのないよう、問い合わせの段階で確認をしておきましょう。

なお、営業開始までの期間はホームページに記載されていることがほとんどのため、リサーチの段階で確認しておくと選定もスムーズです。

担当者が信頼できるか

営業代行を利用する場合、自社の顧客情報を提供することになります。そのため外部に委託する際は、顧客情報流出のリスクなどを考えなければなりません。企業の情報保護に対する姿勢はもちろん、担当者が信頼できないと、安心して依頼することができません。自社の大切な情報を任せられるかどうかも、選定基準として設けておきましょう。

対応可能なサービス・エリアの範囲

営業代行会社によって対応可能なサービスや商材、営業可能なエリアは異なります。特定の商材に強みを持っている会社や地域密着型を得意とする会社など、各会社の強みを確認しておくことをおすすめします。

なお、自社サービスの取り扱いや営業してほしいエリアの対応は可能かどうかは、相談の初期段階で確認しておきましょう。

希望の料金プランはあるか

料金形態は主に固定報酬・成果報酬・従量課金の3つで、各形態によって特徴があります。営業代行の費用を予算内に収めるためにも自社の予算を伝え、希望する料金形態があるかどうかは確認しておくべきです。

例えば会社の予算が限られている場合に成果報酬を依頼し、想定以上の費用が発生してしまうと、予算を大幅に超えてしまうリスクがあります。予算オーバーにならないよう、予算の予測がしやすい固定報酬や、成果報酬であっても契約数の上限を設定するなど、対策をしておきましょう。

訪問営業代行はチェックポイントを押さえて依頼しよう

訪問営業を代行会社に依頼する際は、対応可能な商材やエリアなど、ポイントを押さえて依頼することが大切です。確保した予算の中で最大限の効果を発揮できるよう、本記事を参考に営業代行会社を選定してください。

また、自社の売上が上がらない原因や、適切なアプローチ方法がわからない場合も、営業代行会社に相談してみましょう。