発送業務はアウトソーシングで効率化!発送代行の内容・メリット・デメリットを解説

発送業務はアウトソーシングで効率化!発送代行の内容・メリット・デメリットを解説

EC業界の発展に伴い、大手ネットショップやオークションなどで収入を得ているという方も増えてきています。運営は順調で売り上げも上々なものの、発送業務で手間を取られ捌ききれないという声も多く、ECサイト利用者やネット通販業者にとってはとても大きな問題です。

このような状態を打破するためには、一番手間のかかる発送業務をアウトソーシングするという対策もあります。まずは、発送代行の具体的な仕事内容、メリット、注意点などを知ることから始めましょう。

目次[非表示]

  1. 1.発送代行で依頼できる内容
  2. 2.発送代行を依頼するメリット
    1. 2.1.コア業務や事業成長にリソースを集中させることができる
    2. 2.2.季節やセールなどで注文数が不安定であっても、必要コストを最適化できる
    3. 2.3.高い発送品質で顧客満足度を上げることができる
  3. 3.発送代行を依頼する際の注意点
    1. 3.1.業者によっては個人情報流出のリスクがある
    2. 3.2.自社でも発送できる体制を作っておかなければ柔軟な対応が難しい
    3. 3.3.丸投げしていると発送のフローの最適化が遠のく
  4. 4.まとめ

発送代行で依頼できる内容

発送代行で依頼できる内容

商品の発送代行といっても、その作業内容は多岐にわたります。発送代行でお願いできる作業と費用感を具体的に見ていきましょう。

依頼できる作業

作業内容

費用
入庫

商品をケース・ピース単位で入庫し、数量を確認する。

  • 約10~30円(1ピース)
  • 約30~100円(1ケース)
検品

汚れや品質、動作稼働などを1つ1つ確認する。

検品内容や精度により約10~100円(商品1点あたり)

保管

保管に適した梱包を施し、商品を保管する。

保管場所及び梱包作業場所の専有面積で決まることが多い。関東圏で6,000円~(エリアにより異なる)

ピッキング

保管場所から商品を選び出す。チラシ等同梱物がある場合も。

約5~20円(商品1点あたり)

梱包

ダンボール・緩衝材などを用いて商品を梱包する。

約50~200円(1出荷ごと)

配送

運輸業者による配送

距離・サイズ・重さにより決まる。関東から関西で500円前後(北海道・離島では追加料金が発生)

発送代行を依頼するメリット

このように、依頼できる内容はさまざまですので、自社に最適なサービスを見極めることが大切です。上記以外でシステム費用として基本料金(30,000~50,000円ほど)がかかる場合には、保管費用・梱包費用が含まれていることが多いです。他にもアパレル商品で多い撮影・採寸・原稿といった流通加工作業を依頼できる発送代行業者もあります。

採用代行を利用するメリット

発送代行サービスを利用することで得られる、「手間が省ける」以外のメリットを紹介していきましょう。

コア業務や事業成長にリソースを集中させることができる


発送代行を利用すると、今まで発送業務に割いていた時間や人材を、ECサイトなどの運営業務や商品開発といった方面へ配分できるようになります。コア業務に集中することによって、商品の品質アップや販促企画による売り上げ増加などが見込めるようになっていくでしょう。

季節やセールなどで注文数が不安定であっても、必要コストを最適化できる

夏物・冬物といった季節によって受注数が変動する商品を扱っていたり、セール時期を設定していたりするケースでは、必要なときに必要な分のみを発送代行に依頼することで、コスト総額を安く済ませることができます。

臨時のスタッフを雇ったり、他業務のスタッフが発送業務を手伝ったりする必要が生じる場合はよけいなコストがかかってしまい、他の業務の進行も遅れてしまいます。

配送代行なら、人員などを臨機応変に調整してくれるため、最低限のコストで対応ができます。

高い発送品質で顧客満足度を上げることができる

注文の多さから誤発注してしまったり、発送まで時間がかかってしまったりということが起こってしまっては、顧客のクレームになってしまい、リピーターの増加が期待できません。

発送作業をアウトソーシング化することで、誤発注の防止や発送までのスピードの向上により、顧客の満足度アップが期待できるようになります。

発送代行を依頼する際の注意点

依頼できる作業内容や費用、メリットについて理解した後は、以下の注意ポイントも意識して発送代行を依頼するようにしてください。

業者によっては個人情報流出のリスクがある

発送業務のアウトソーシング化は、顧客の個人情報も外部へ引き渡す必要がありますので、流出の可能性もゼロではないということを念頭に置いておきましょう。トラブルを招かないためにも、IT環境が整い、情報管理が適切に行われている業者を選ぶようにしてください。

また、システム費用も含め、適した料金形態を選ばなければ、想定以上にコストがかさむ場合もありますので注意が必要です。

自社でも発送できる体制を作っておかなければ柔軟な対応が難しい

1個、2個といった手作業ですぐに終わるような小ロット発送などが入ってきた場合、発送代行へ丸投げ状態では突然の追加対応をすることが難しくなります。このようなケースに備えて、自社でもある程度発送のフォローができるような体制を作っておくのが安全です。

丸投げしていると発送のフローの最適化が遠のく

発送業務をすべてアウトソーシング化してしまうと、自社内での発送業務に関するノウハウが蓄積されなくなってしまいます。小規模発送への対応も含め、課題の改善などにつながるような情報共有を行ってくれる業者選びが理想的でしょう。

まとめ

発送業務の代行を利用することは、今や珍しいことではありません。効率よく収益を上げることにも直接的につながるだけでなく、発送代行サービスをうまく利用することで販促企画などにも人材を配分することが可能になり、今後の企業の発展にも大きく影響する可能性があります。

ご紹介した注意点に気を付けた上で自社の発送条件と合致する場合には、利用する価値が高いので、発送代行サービスをぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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