データ入力はBPOを活用して効率化!おすすめデータ入力サービス厳選7社
取引先の名刺や顧客データ、アンケートの結果などを紙媒体で保管していると、必要なときに探したり、結果を集約するのに多大な時間と労力を割くことになりますし、保管場所の確保などの問題も発生します。しかし、データ移行のために長時間の入力作業を行うことは主要業務に支障をきたすため、結果紙媒体をそのまま使用し続けている企業が多くあります。
そういった「ノンコア業務」は、BPOを活用することで効率化できます。また、日常で行うデータ入力作業も外部委託することが可能です。
今回、データ入力サービスを行う会社のおすすめ点や特徴を、わかりやすく解説しました。自社にあったサービスを選択すれば、生産性の向上にもつながるため、ぜひ、本記事の内容をご覧ください。
目次[非表示]
- 1.おすすめのデータ入力代行サービス7選
- 1.1.1.うるるBPO
- 1.2.2.アレスクリエイション
- 1.3.3.ネオキャリア
- 1.4.4.シスプロ
- 1.5.5.パーソルテンプスタッフ
- 1.6.6.リスモン・マッスル・データ
- 1.7.7.プロセス・マネジメント
- 2.まとめ
おすすめのデータ入力代行サービス7選
データ入力代行サービスは各社によって作業方法が違うため、自社にあったサービスを選ぶことが大切です。サービス選びのポイントは3つあります。
- 可能納期
- 価格
- 安全性
以下で、厳選7社の強みや実績を解説しています。
1.うるるBPO
「うるるBPO」は、専門コンサルタントのノウハウによって業務の適切な運営方法を提案してくれるため、効率的な作業が可能な会社です。また、国内外に拠点があるため、それぞれの特徴を活用し、コスト面やパフォーマンス面から、顧客の要望に沿った納品を行えます。
2003年に株式会社うるるBPO事業部としてデータ入力サービスを開始した後、2014年に分社化し、10年以上サービスを提供してきました。4,000社以上の取引企業と、25,000件を超える豊富な実績、国内外の拠点から選択できるリソースが強みです。
ビジネスの効率化・合理化を自社のミッションとしており、単に業務を受注するだけでなく、より効率的な方法を選択・提案してくれます。また、業務の運営方法も多彩で、コスト面やセキュリティ面を勘案して、最適なサービスを選択できます。
2.アレスクリエイション
「アレスクリエイション」は、業界25年の実績と、官公庁・大手企業を中心に取引を行ってきた高い管理水準が強みの会社です。大阪・東京に拠点があり、個人情報保護士が常駐しています。また、作業は全て正社員の自社スタッフによって行われます。
長年の運営で、データの管理体制を高いレベルで保つことを重要なポイントとしており、その結果、機密性の高いデータの入力代行を請け負ってきました。
データ管理体制として外注を行うことはなく、全ての作業を社内で行っているほか、作業しているスタッフでさえ個人情報が特定できないシステムを導入するなど、厳正なルールで管理されています。データの預かりや、納品の際の配送も自社スタッフで行うなど、徹底した体制が整っています。
3.ネオキャリア
「ネオキャリア」は業界トップクラスの人材総合サービス会社としてBPO事業を展開しており、宮崎やベトナム、フィリピンなどにもセンターを構え、低コストでのサービス提供が可能です。
また、昨今厳しくなっているセンター人員の確保においても、人材会社だからこそ低価格での採用が実現できており、単発業務から長期プロジェクトまで、ニーズに合わせた運用ができます。
ネオキャリアは2000年に設立され、中途採用支援・求人広告事業からスタートしました。その後、2014年にBPOサービス事業を開始し、これまで10,000社以上の企業に利用されています。
海外21拠点、国内79拠点で運営しており、英語・中国語・韓国語などのニーズに沿った多言語サービスのほか、業務のカスタマイズによって効率的な運用を実現してきました。コスト面以外でも、スタッフとの機密保持契約の締結や指紋認証付き扉の設置など、高いセキュリティを備えています。
4.シスプロ
「シスプロ」は、日本と中国の武漢データエントリーセンターとの連携により低価格で作業でき、99.98%という高精度の入力作業が強みの会社です。社員教育も徹底しており、入社後の研修はもちろん、研修後はテスト合格者のみが実際の入力業務を行っています。
ITサービスを中心に事業を展開しており、国内だけでなく海外企業のIT化にも尽力しています。また、国内でも多くの営業店があり、海外と連携することで、大量の作業でもスピーディに対応できます。
オプションメニューも充実しており、主要なデータ入力やスキャニング作業以外にも、ホチキス止めやナンバリングなどにも対応しています。低コストのポイントである武漢BPOセンターも、シスプロ独資のセンターのため、セキュリティは日本と同等の管理下に置かれており安心です。
5.パーソルテンプスタッフ
「パーソルテンプスタッフ」は、社内一貫処理により、効率的で柔軟な対応が可能です。仕様変更がデータ内容にまで及ぶ際も、データ入力・集計・分析作業を別会社で行っている場合に比べて、迅速・柔軟に対応し、作業期間を短縮できます。
パーソルテンプスタッフは大手人材派遣会社ですが、経営面からカテゴリーごとに分社化しています。アウトソーシング事業は1997年に開始し、2018年に子会社であるパーソルワークスデザインとして始動しました。
旧日本アイデックス、旧ハウコム、旧テンプスタッフ・ライフサポートの3社を統合しており、各種業務の最適化から実際の運営まで、一貫したサポートを提供しています。事務処理だけでなく、サポートセンター業務やヘルスケアに関するサービスまで行っており、統合した3社が培ってきたノウハウを、サービスに反映できる点が強みです。
6.リスモン・マッスル・データ
「リスモン・マッスル・データ」は、国内・海外にデータセンターがあり、それぞれのメリットを生かしたサービスを行っている会社です。国内データエントリーではメガバンクや大手金融機関の事務を請け負っており、コストや品質、スピードに加え、高いセキュリティが強みです。
リスクモンスターグループとして2005年に誕生し、アナログ情報のデジタルデータ化を中心に、BPO事業を展開してきました。2008年に海南省に自社BPOセンターを開設し、幅広い案件の対応を可能にしたほか、低コストでの大量処理を実現しています。
人材・システムなどはすべて日本国内で一括管理し、作業スタッフによる個人情報の特定が不可能なシステムで運用しているため、セキュリティ面でも安心です。
7.プロセス・マネジメント
「プロセス・マネジメント」は、社員全員が個人情報保護士の資格を持っていて、その実績から、大学や公的機関からも多くの依頼を請け負っている会社です。また、料金面で最低価格の設定がなく、グループ制の分担した作業で急な納期や大量受注にも対応可能です。
2006年に業務委託、業務改善のアウトソーシングを主な業務として、株式会社フォーバルより分社化して設立されました。データ入力業務は2008年より開始し、大学や病院機関を中心とした業務受託も行っています。
目視およびシステムチェックの採用により、99.9%の入力精度を実現し、「信用が1番」というモットーから、データの受け渡しは無料で社員が行うなど、セキュリティ面でも安心できるサービスを展開しています。
まとめ
BPOを活用すれば、業務時間をより効率的に運用できます。データ入力やアンケート集計といった作業を専門家に委託することで、空いた時間を自社のコア業務に注力でき、委託した業務も、専門家のノウハウによって作業効率の改善やミスの低減につながります。
また、紙媒体をデータへ移行すれば、保管スペースや印刷コストの削減も可能です。生産性の向上、コストカットの面からみてもBPOの導入には大きなメリットがあります。
本記事から自社にあったサービスを選択し、作業効率の改善を図りましょう。